平成21年5月18日
石井正弘岡山県知事殿
公明党岡山県議団
新型インフルエンザに関する緊急申し入れ
5月16日、ついに神戸市で国内初のインフルエンザの感染者が確認され、国の行動計画も第2段階に移行しました。この後、急速に感染者が確認されはじめ、17日現在で大阪などにも広がりをみせ、96人になっています。感染は広範囲の地域に広がっている疑いがあり、隣県である岡山県でも、感染の可能性が既にある事を前提に、対応が急がれます。 弱毒性とも言われていますが、糖尿病などの慢性疾患の方や妊婦などについては重篤化の可能性が指摘されており、今後強毒性に進化する恐れもあるなど、あくまでも慎重な対応が望まれます。
記
一、県内での発生を想定した感染予防策を徹底すること 一、国・県・市町村の情報などの連携を密にすること 一、県民に正確な情報に基づく広報に努めること 一、自己防衛策の徹底を更に周知すること 一、発熱相談センターの利用と、連絡先など、県民に周知徹底すること 一、学校など公共施設の休止などの判断は、連携・協議を万全にした対応をとること。 一、民間事業所への協力要請など社会機能低下につながる制限は、慎重に行うこと 一、発熱外来など万全の医療体制を準備しておくこと。 一、初期段階での医療機関での感染も懸念されるが、実態を把握し現実的対応をされたい。 一、患者が発生した際には、適切に疫学調査を行い、感染拡大の防止を図ること